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21世紀の珈琲

 このたび、カタログハウス社 「通販生活」 2005年春号にランブルポットの取り扱い開始の記事が掲載された。
 去年の秋ごろにオリジナル琺瑯ポットの製造を依頼している野田琺瑯株式会社の社長から「せっかく良い物ができたのだから、通販を通して売らせてもらえないか」との話がきた。
 通信販売というものに対して、私は一種の偏見を持っていた。1960年ごろ、当時日本では入手できなかったパーツ類を米国の通販会社に注文して入手していた。この時、2・3度苦い経験をした。ガラクタな品物が届いたり、送金したものの、なしの礫でチャラを決められたこともあった。以来「羹(アツモノ)に懲りて膾(ナマス)を吹く」の類で、通販はあまり信用できないとの思いが潜在していたので今回の話には迷った。
 しかし、家族や長年の顧客など身近な人達からカタログハウスの商品は良質で、同社のテストルーム(商品検査室)で多数の係員が検討し、良品と認めたもののみを扱っていると言われ、同意に踏み切った。 (当ホームページ上でも販売中です)


 珈琲は永年粗悪なものに悩まされてきたが、21世紀に入って美味しいコーヒーが飲みたいとの要望が高まり、少数ではあるが珈琲の栽培農場が良質のものを造り始めた。また、業界でも「スペシャル」を謳って目覚め始めたようだ。
 少々念入りに探せば本当に美味しい珈琲が手に入る現今、この美味しい珈琲をより一層美味しく淹てるには、やはりネルドリップがベターである。全国的にも評判の著名店がネルドリップで淹てていることからも解るであろう。そして、ネルドリップにはそれに適したポットが必要なのである。(パテント申請手続き中)
 
 ランブルファン以外のコーヒー愛好家の方々も一日でも早く美味しいコーヒーを飲める日がくることを祈る。